「仮面病棟」
著者:知念実希人、発行所:実業之日本社
医師・速水秀悟が当直のバイト先の病院で籠城事件に巻き込まれる。籠城犯は病院近くのコンビニでの強盗後、女性を人質に取り、この病院に逃げ込んできたのだ。速水と人質の女性、病院に残っていた院長、当直の看護師2人の5人が病院に閉じ込められた。さらに、病院内で殺人事件が発生。
速水は人質の女性とともに脱出を試むが、次第に病院に隠された秘密や犯人の狙いが明らかになっていく。
事件そのものだけでなく、その事件の原因や関係者のバックグラウンドがページを追うごとに次第に明らかになっていき、最後の1ページまで驚きの連続でした。また、いたるところに伏線が張られており、結論が分かったあともそれらの伏線を確認するために所々読み直してしまいました。
今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こうじ