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あなたの経験を仕事に変える技術〜成功する独立起業家と失敗する独立起業家の違い~

あなたの経験を仕事に変える技術〜成功する独立起業家と失敗する独立起業家の違い~

著者:鴨頭嘉人、発行所:かも出版

 講演家である著者が講師になる方法、講師として食べていく方法を教えてくれている。
 本書に書かれている内容は講師以外の職業にも活かすことができるのではないかと思う。自分のコンテンツを発信し、お金を稼ぐという職業には共通するのではないかと感じた。

 著者曰く以下の3つのwebシステムは三種の神器と呼ぶに値するらしい。なお、いずれも無料もしくは低価格で利用することができる。
①ブログ・・・アーカイブ、つまり保管性がある。例えば、出版しようと思ったらブログに書いたことをそのまま載せる事もできる。自分の資産となる。
②メルマガ・・・これだけ通信システムが発達していく世の中においても、コミュニケーションツールとして電話とメールはなくならない。つまりお客様のリストもなくならない。
③You Tube・・・現代社会で一番多くの人に見られているメディア。効果が大きい分、クオリティの低いコンテンツは登校しないように注意すべき。

 なお、三種の神器は①~③の順番にステップアップしていくように利用を始めるべき、との事。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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僕の人生には事件が起きない

僕の人生には事件が起きない

著者:岩井勇気、発行所:新潮社

 お笑いコンビ「ハライチ」として活動する岩井勇気さんによるエッセイ。驚いたのが著者自身、ネタやツイッター以外で文章を全く書いたことがなく、それどころか小説、コラム、エッセイの類を読んだ事がないという事。そんな人でも本1冊を書くことができるのか。。。
 よくよく読んでみると、何もしなくてもネタが思いついたわけではなく、著者曰く「常に日常生活の中で題材を探しているので、どんなことに対しても自分の視点を持てるようにはなった。ぬぼーっと何も考えず、耳の穴から脳みそを垂れ流しながら生きていくこともできるが、普段色々考えながら生活してみるのもそれはそれで楽しいものだ」。

 日常生活で目の前で起こったことに対して、特に考える事もせずスルーしていくのもラクな生き方ではあるかもしれないが、些細な事でも気にかけて、想像を巡らすことで、これまでの自分ではすることがなかった体験をすることができ、成長できるのではないかと思う。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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自己肯定力3

自己肯定力3

著者:鴨頭嘉人、発行所:かも出版

 自己肯定力を高め、自分も相手を認めて、思った通りの人生を生きることができるようになる。この事を示すために、自分らしく生きる事、その大切さを教えてくれるエピソードを著者の体験の中から紹介してくれます。

 まず、紹介したいのはこの言葉。プロのビジネスマンはどうあるべきか?


箸の上げ下ろしまで見なさい

これは、相手の話している内容、行動、仕草など、どんなに小さいことでも気に留めて、そこから相手の欲していることを察知しなさい、という意味だと私は思いました。これは、お客様だけでなく、上司、部下、同僚に対してはもちろんの事、プライベートでも胸に刻んでおくべきことだと思う。
ただ、どんな些細な事でもついつい気に留めてしまう、そのような相手とだけ過ごせる人生を送っていきたいな。

 そして、本書で一番気に入った言葉はこれ!!「S.O.S」
S そう
O 思ったら
S そう

人間は思った通りの人間になる!!

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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自己肯定力2

自己肯定力2

著者:鴨頭嘉人、発行所:かも出版

 前々回のブログで紹介した「自己肯定力」の続編。今回は著者の長女・イチカさんの成長エピソードを通じて「思い込みの力」の大切さを伝えてくれます。

 今回、一番気づきを与えてくれたのは、ビジネスの勝負は「努力の差」で決まるというものです。著者が仰っている「努力の差」というのは長時間労働という事ではなく、日常の生き方。ビジネスのことをどれだけ考えて日常を生きているか、でビジネスの勝負は決まるという事です。

 そこで、私が思ったのは、どんなビジネスでも日々そのビジネスの事を考えていれば成功できるかというと、そういう訳でもないと思います。なぜなら、そのビジネスの事を嫌いだったら、常に考える事なんてできないから。

 自分の好きなことをビジネスにしている、もしくは、そのビジネスの事を好きになったから、常にどうすれば上手くいくか、成功するかを”ついつい”考えてしまっている。その結果、成功する。というのが正しく、そして成功が長続きする秘訣なのかと思いました。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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TO DOリスト

 前回のブログ(「自己肯定力」参照)で、TO DOリストについて書きました。早速、次の日からいかにTO DOリストをクリアできるようにするかを意識してみました。そこで気づいたのは、今まで、とりあえず思いついたやる必要があることをリスト化していたという事。当然のことながら1日の業務時間というのは限られているので、何でもかんでもリストに組み込んだらクリアできるわけがない。。。

では、どうすれば良いかというと、
・期日・重要度などを考慮して、それぞれの”やる事”(以降、タスクと呼びます)の優先度を決める
・会議等のスケジュールから、その日にどれくらいタスクを進めることができるかをシミュレーションする
・そして、TO DOリストを作る。

 ここで注意しないといけないのは、TO DOリストのタスクを少なくすれば必ずクリアできてしまう事。自分との約束を守るためにTO DOリストをクリアしないといけないと思ったわけやけど、クリアするためにタスクを少なくしたら本末転倒。自分との約束も守りつつ、日々の業務を前進させて行きたいから。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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自己肯定力

自己肯定力

著者:鴨頭嘉人、発行所:かも出版

 自身の講演内容をYoutubeで公開しYoutube講演家として活躍する著者(チャンネル登録数は100万人以上!!)の師匠のエピソードを紹介しながら、様々な気づきを与えてくれます。なお、その師匠とは中学生になったばかり(出版当時)の著者の長男・ハルヒトくん。中学生と侮ることなかれ、人として大事なことについて色々気づかされます。

 私が得た気づきをひとつ紹介します。師匠の学校では夏休みに3項目の目標を立てるよう。その3項目とは『生活』、『仕事』、『学習』であり、『生活』なら「早寝早起き」、『仕事』なら「洗濯物をたたんで引き出しに入れる」、『学習』なら「毎日ドリルを3ページ進める」など。毎日目標を達成しようと取り組んでいる師匠に著者が「なぜ毎日目標を達成しようとしているのか」と聞いた時の師匠の答えが「だって、母ちゃんに約束したから。自分にも約束したからね。約束を守れないってカッコ悪いじゃん」。
 
 約束を守れないってカッコ悪い

 子供のころはみんな、約束を守れないことはカッコ悪いと認識していたと思います。それが大人になるにつれてそんな思いはなくなってきた(忘れてきた)のではないかと気づかされました。


 私事ですが、1か月ほど前から、仕事でTO DOリストを作るようにしています。毎朝始業前にその日やる事をリストアップして、クリアしていくごとにリストに横棒を引いて消していくことにしています。しかし、最近はTO DOリストの内容をすべてクリアできない事が常態化していました。

 本書を読んで気づかされました。
 TO DOリストの項目をすべてクリアできない=は自分との約束を守れていない、という事なんだと。。。

 まず、TO DOリストをすべてクリアできるように意識してみよう。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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人間は『心が折れる』からこそ価値がある 人工知能時代に成功する人の考え方

人間は『心が折れる』からこそ価値がある 人工知能時代に成功する人の考え方

著者:苫米地英人、発行所:PHP研究所

 かつてアメリカのイェール大学とカーネギーメロン大学で人工知能の研究を行っていた著者による、これからの人工知能時代における、人工知能に対する考え方を教えてくれる本。
 著者は以下のような事を一番伝えたかったのではないかと思う。というか、私が本書の中での最重要メッセージとして受け取った。


情動が必要な仕事はAIに取って代わられることはない


 例えば、弁護士を例にとると、法律を理解したり、判例を読み込んだりは人工知能の方が得意である。しかし、裁判では依頼人を有利な立場にするために裁判官もしくは裁判員の情に訴えかける事が必要である。AIでは情に訴えかけるという事はできない。人間は感情で動く生き物である所以なのだろう。
 情動=人間というものを研究し、その成果を仕事に生かすことが、これからの時代にお金を稼ぐことにつながるのではないかと思います。
 最後に、本書を読めば巷で囁かれている人工知能に関するウソに騙されずに済みますよ。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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嫌われる勇気

嫌われる勇気

著者:岸見一郎、古賀史健、発行所:ダイヤモンド社

 フロイトやユングと並んで心理学の三大巨頭と称されるアドラーの教えが書かれている。生き方に悩んでいる「青年」と「哲人」の対話を通して、アドラーの教えに触れ、幸福に生きるための具体的な「処方箋」を「哲人」と「青年」の対話から学んでいくことができる。アドラーは欧米での知名度が高く、世界的名著『人を動かす』の著者・D・カーネギーなど自己啓発のメンターに多大な影響を与えたそう。知らなかった。
 本書を読んで、これを実践し、習慣化することができれば人生をラクに、前向きにいくて行くことができそうだと思ったことを3つ挙げる。
 まず、1つ目が「原因論」ではなく「目的論」。例えば、子供が引きこもりになるのは、学校でいじめられた、もしくは学校生活に馴染むことができない、など何かしら原因があると考えるのが一般的。しかし、アドラー心理学では、原因があり、引きこもるのではなく、引きこもるという事自体が目的である、という考え方に立つ。引きこもることによって、親は自分を丁重に扱ってくれる、注目してくれるなど。
 2つ目は、課題の分離。自分の課題と他者の課題を混同するのではなく、分離して考えよう。馬を水辺に連れていくことは「自分の課題」、馬が水を飲むかどうかは「他者の課題」。何事も自分ができる範囲のことは精一杯やる。その結果、他社にどう評価されるは自分が関与できることではない。
 3つ目は、人生の最大の嘘は「いま、ここ」を生きない事。将来(遠い、近いに関わらず)について色々考えてしまうことはあるかもしれないが、今、目の前のことに一生懸命取り組むしかない、という事だと思う。これは、将来の目標に対して計画など立てずにひたすら目の前のことだけに集中せよ、と言っているのではなく、目標を作り計画を立てることは大事だけど、現在の目の前の事からスタートする以外に道はないから、まずは目の前の事に全力を捧げようよ、と言っているのだと思う。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

夢をかなえるゾウ3 ブラックガネーシャの教え

著者:水野敬也、発行所:飛鳥新社

 第1弾、第2弾に引き続き、神様・ガネーシャが成功するための様々な教えを与えていく。軽快なストーリーを楽しみつつ、ガネーシャの教えを学ぶことができる。


 琴線に触れた箇所に線を引きながら読み進めた。巻末には教え一覧が掲載されいたので、自分が線を引いた箇所と比較するとそれら全く別の箇所で述べられている内容だった。しかし、よく読んでみると教えの内容は表現を変えて繰り返し述べられている事に気づいた。そして、自分が線を引いた箇所というのはその教えが表現を変えて述べられている箇所という場合が多かった。
 同じ事を言っても、言い方次第で読者の琴線に触れるかどうかが変わる。今回、私が線を引いた箇所というのは著者が読者に訴えたかった箇所ではなかったかもしれない。仮にそうだったとしても私が本書の中で琴線に触れた一文に出会えたわけだから私にとっては本書を購入したの正解だと思える。読書というのは自分流の読み方を見つけるのが楽しみであるという事を改めて気づかせてくれた。


 私の手元にある本書は2019年5月1日に発行(第1刷)されたものだが、帯には350万部突破と書かれている。やはり、ベストセラーというのは色々気づかせてくれる。だからベストセラーになったのだろうが。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ

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夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

夢をかなえるゾウ2 ガネーシャと貧乏神

著者:水野敬也、発行所:飛鳥新社

 神様・ガネーシャが登場する小説仕立ての自己啓発書第2弾。今回の主人公・売れない芸人の前にガネーシャが現れ、成功の秘訣を教えながら物語が進んでいく。

 第一弾は成功のための課題というものが各章末に記載されていた。しかし、今回は課題や成功の秘訣というものが個別で記載されておらず、あくまで小説として物語が進んでいく。

 第一弾は言うなれば成功のための課題=成功するために取るべき行動の模範解答を示しつつ、それらの行動を実行に移さなければ現実は変わらないという事を厳しく教えてくれていた。今回の第2弾は「巻末に一応、回答は載せているけど、こなすべき課題は自分で見つけなさいよ」というメッセージを著者が発しているように思える。いずれにしても、成功するためには自分の姿勢が重要ということなのだろう。

 ちなみに、ストーリー自体は笑いありで楽しく読み進めることができる。そのように娯楽作品を読者に提供しつつ、自己啓発書としての内容も読者に提供する著者に尊敬の念を抱くとともに、一石二鳥のようなお得感を味わうことができた。

今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

こうじ