著者:水野敬也、発行所:飛鳥新社
第1弾、第2弾に引き続き、神様・ガネーシャが成功するための様々な教えを与えていく。軽快なストーリーを楽しみつつ、ガネーシャの教えを学ぶことができる。
琴線に触れた箇所に線を引きながら読み進めた。巻末には教え一覧が掲載されいたので、自分が線を引いた箇所と比較するとそれら全く別の箇所で述べられている内容だった。しかし、よく読んでみると教えの内容は表現を変えて繰り返し述べられている事に気づいた。そして、自分が線を引いた箇所というのはその教えが表現を変えて述べられている箇所という場合が多かった。
同じ事を言っても、言い方次第で読者の琴線に触れるかどうかが変わる。今回、私が線を引いた箇所というのは著者が読者に訴えたかった箇所ではなかったかもしれない。仮にそうだったとしても私が本書の中で琴線に触れた一文に出会えたわけだから私にとっては本書を購入したの正解だと思える。読書というのは自分流の読み方を見つけるのが楽しみであるという事を改めて気づかせてくれた。
私の手元にある本書は2019年5月1日に発行(第1刷)されたものだが、帯には350万部突破と書かれている。やはり、ベストセラーというのは色々気づかせてくれる。だからベストセラーになったのだろうが。
今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こうじ