著者:ゲイリー・ジョン・ビショップ、
発行所:ディスカバー・トゥエンティワン
本書の帯には「頭の中の言葉を置き換えれば人生はうまくいく!」と書かれている。言葉と人生の関係で有名な文句に「言葉が変われば思考が変わる。思考が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる」というものがある。人生において使うべき言葉が書かれているのかと思ったが、日々を過ごすうえでの「心がけ」が書かれており、その心がけを実践にするには言葉の使い方が重要である、という事が本書の言いたいことなのではないかと思う。
以下、私の心に残っている内容。
「人は人生のほとんどを自動操縦モードで過ごしている。意識的に何かを考える事のないまま、ぬかるみを這い進んでいる」
ある研究によると人間の日々の行動の95%は無意識的なものだということ。つまり。日々の言動に意識を向けて、何を言うべきか・言わないべきか、何をするべきか・しないべきか、を気をつけることによって人生を変える近道ができる。
「行動が思考を変える」
著者曰く、行動を変えることが思考を変える一番の近道になる。確かに、とりあえずやってみたら、それに没頭しているという事はよくある。没頭した結果、成果が出て人生も変わる。
つべこべ言わず、とりあえずやってみる。
今日は以上です。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
こうじ